学校法人杉の子学園

KITCHEN

食育・給食について

すぎのこキッチン

乳幼児期は食生活の基礎づくりの時期です。食習慣が形成され、食に対する自立が芽生えてくる大事な時期であり、乳幼児期の食体験が、大人になった時の嗜好(好き嫌いなど)や健康状態に大きく反映していきます。またこの時期は、身体的にも精神的にも著しい成長がみられます。
当園では食生活を通じて心身ともに元気に健やかに育つよう、手作り給食にこだわっています。

文部科学省が毎年発表する学校保健統計調査において青森県に住む5歳児の肥満の割合が全国平均を上回っていることが報告されています。また「短命県返上」を掲げる青森県は、生活習慣改善を目指し、積極的な取り組みを進めています。そこで、当園では、食育・健康づくりの一環として、給食を捉えています。

手作り給食

和給食(月~木曜日)

月から木曜日までは、お米を中心とし、四季を感じられる「手作り和給食」としています。
出汁をとり、ドレッシングなどは手作りで塩分を調整した味付けをしています。
カロリーにも配慮し、バランスのとれた栄養素が摂取できるように、日々の献立を心掛けています。

和給食へのこだわり

和給食は、乳幼児の3大アレルゲンである卵・乳・小麦を使用せず、提供しております。
アレルギーのある子どもたちもみんなと同じ給食を食べることができ、調理室、保育室での省力化を実現するとともに、アレルギー対応の安全性を向上させることができています。また、卵・乳・小麦や洋風献立は、忙しいご家庭においても普段から摂取しやすいものですので、園では和給食にこだわっています。
また、お米の消費量を上げることは、水田を守り、地産地消の促進につながると考えています。献立上、地味と感じることもありますが、素朴でもしっかり栄養補給ができます。

洋食給食(金・土曜日)

金・土曜日は、パンや麺などの洋食給食を設定しています。
アレルギーの子には、できるだけ代替の食品などを用意しています。
カレーライスやスパゲティなど、スモックや洋服が汚れがちなメニューでも心置きなく食べ、週末、洗濯してもらい、週初めには、「きれいなスモックで…」と思っています。

午後のおやつは、原則、「手作りおやつ」としています。
しっかり栄養補給ができる補食としての「手作りおやつ」を心掛けています。
0・1・2歳児の午前のおやつについては、果物やお菓子も使用しています。

献立等は、行事や食品の入荷都合により、変更することがありますので、ご了承ください。